かおる会 会員便り
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「秋水」の燃焼筒に関する逸話
2期 木子 房二郎
先生の傑作であった「秋水」の燃焼筒に関する逸話は、何度もお聞きし、当
時、切羽詰った状況の中、技術、現場総力をあげて取り組み完成されたお話を記憶し
ています。
社会に出て、工場他で、幾たびも追い込まれた場面で先生の「戦争鋳物」
の精神を想起し励みとしました。
大和ミユージアムは、メールで見ていましたし、今、封切られている映画、大和を昨日見て、戦記ものは読んではいるが、戦死した兄が、武蔵から重巡「清澄」乗艦の海戦で1500人中50数人生き残り、3日漂流、帰日した際、飛行機が欲しいと叫んでいたこと、最後はレイテ沖海戦だったが、大和を無防備で出撃させた大本営の能無しに憤りを覚えます。
乗員の無念さ、銃後の感情も含め涙なしには見られませんでした。
一度ご覧になったら如何ですか。
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