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北海道の旅

函館明治ロマンの旅


1.旧函館区公会堂

   明治43年に竣工された洋館、バルコニーや屋根窓を設けたり、玄関やポーチの円柱に柱頭飾りを施すなど、モダンな造りで左右対称なのが特徴です。
バルコニーからは基坂の先に広がる函館港が一望出来ます。
観光時、ロケの撮影もしていましたが、バルコニーに出たときに函館港が一望出来、 ウワーと大声を出してしまいました。
でも、建物床は、オンドルの様に見えたので、暖はオンドルですかと質問すると、
暖房は部屋の隅に有る暖炉だけと言う。


2.旧イギリス領事館

   大正2年から昭和9年イギリス領事館として使用されました。
ビクトリア調の洋館です。
白亜の壁と瓦葺きの寄棟屋根がモダンな印象です。
現在は開港記念館として、開港に関するさまざまな資料が展示されていました。
庭園の噴水の塔、バラに囲まれた庭園は、西洋の庭を見ることが出来ます。





3.五稜郭
   ヨーロッパの城を参考に設計された、我が国初の様式城郭です。
5つのとがった稜を持つことから五稜郭の名が付けられました。
城郭と言っても天守閣を備えず、藩主の居城としての機能はありません。
あくまでの警備用の城として作られたようです。
各稜は、そこに大砲をおくことで敵への死角を減らすという役割を担っていた。
北方警備の拠点として位置づけたが、実際そのために機能したことがないという。
今もこのような公共工事が多いと思うが。
















4.トラピスク修道院
   トラビスト大修道院は、明治26年フランスから8名の修道女がやって来て、当初は荒れ地で、彼女たちは徐々に入会者を得て、この原野を拓き、畑に変え、道を造り、丘を平らにして今日の優美な景観を作りあげていったとのことです。
生活の糧としては、トラビストの伝統である農耕、酪農に力を注いだ。修道士達にとって、土地を耕し、牛と共に過ごす日々は神への賛美であり、感謝でもあると。
最初のトラビスチヌ(修道女)によって蒔かれた修道生活の種は、時代とともに成長し、兵庫県西宮市の聖母修道院や福岡県伊万里市の聖母修道院の創設へとつながっています。
現在トラビスク修道院では約65名の修道女達が自給自足の生活を営んでいます。一般社会からは身を引いているため、直接宣教活動にたずさわることはないが、日々の祈りを通じて、すべての人々のために神に恵みを願い続けているとのこと。
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