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「私とゴルフ」その５
（夢のシングルへ ４／８）
第６期 藤原 薫
ゴルフは、力を抜くために努力するスポーツです。
手首、ひじ、肩の関節と首には力を入れず、太腿、腰、背筋、腹筋など大きな筋肉を使って、ユックリ大きく振ってヘッドを走らせ、大いに飛ばしましょう！
手首や肘など小さい筋肉を多く使うと方向も悪く、飛びません。
大きく振るといっても、普通考えるように腕だけを大きく振るのではなく、構えた時に、体（胸）の前にあるグリップがテークバックで体の正面から外れない程度で既に大きなスイングです。
それ以上に腕だけが動いて、体から右に外れるのは振り過ぎです。
そして、飛ばすためにはもう一つ有効な方法があります。
それは・・・できるだけ重力に逆らわずに上から下に振り下ろすことです。
そうすれば、小さな力でスピードを付けられますから、非力でもソコソコ飛ばすことが出来ます。
別の言い方をすれば「ダウンブローに打つ」ことです。
逆に、球を上げようとして下から上に（アッパーに）打つと、クラブの重量をモロに勢いよく持ち上げなければ成らず、力が入ってスピードも上がりません。
私を含めて、多くのアマチュアはこのスイングです。
「ボールを通過するまでは、我慢をして上から下に振りましょう！」
皆さんも、ゴルフを大いに楽しんで腕を磨いてください。
やるからには少しでもスコアーを良くしてそれぞれ自分のNETでパープレー以上の成績で廻れるように、ホールアウトしてから笑って楽しめるようにしたいものです。
私のゴルフから得た教訓は・・・
「前のホールのミスショットは直ぐに忘れて、これから打つショットの結果にも捉われずに、ひたすら今打とうとしているボールに神経を集中させる」 ことが大切なのでしょうが・・・
なかなか難しいですが、これが出来た時「無心」となって、ベストスコアーが出るときです。
仕事でも同じで、ついつい過去の失敗が無かったらとか、円高が気になったり、
定年後や、子供の将来や、年金、介護と色々な事が気にはなりますが、今現在が一番満足で幸せならそれが一番です。
差し当たり目の前の真っ白なボールに気持ちを集中し無心で、クリーンヒットしてください。
皆さんのベストスコアーを是非今年は更新できるように、願っています。
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