「私とゴルフ」
その4 (練習 2/2)
第6期 藤原 薫
時々初心者に手ほどきを求められた時に教えてあげる練習があります。
先づ最初に @肩幅程度に足を開いてスタンスをとり・・・ A膝を少し曲げて(折って)ドライバーを持った時のような姿勢になります B上体はクラブを持った時よりも直立し正面を向きます C左右の腕を胸の前で組みます(腕組みでも良いし、合わせるだけでも良い) この状態で、柱の前に立って丁度顔の正面に(真ん中に)柱が来るようにスタンスを取ります。 一番いいのは、柱の代わりに全身が映る大きさの鏡(姿見)の中央に立てに一本テープを貼り、目の高さのところに横にたてのテープを横切って20〜30センチのテープを(十字に)貼ります。 この前でスタンスを取ります。 そして右、左とユックリ上半身(肩)を捻って横の上下の線と、縦の線から目(頭)がずれない様に常に顔を正面の鏡または柱の方向を見ています。 若しずれると直ぐ自分で判るので、矯正がし易い訳です。 ここで注意することは、右へ捻った時は右の膝が右に向かずに始めのスタンスのまま正面を向いて居ることです。 これによって、右の太腿の内側に張りを感じてこらえる事で飛ばすための捻りが生まれます。 同様に左に捻る時も、左ひざと顔は正面を向いて、左太腿の内側でこらえます。 これは柱のような印があれば、どこでも出来るので5回か10回だけでも良いですから出来るだけ頻繁に1〜2週間続ければ、軸が安定して上下動も少なくなり飛距離もアップします。 簡単なことですが、私自身実際にやってみた結果、効果の大きい練習です。 色々なスポーツのトレーニングは、体がよく覚えているのは2〜3日だと言われています。 (真偽の程は不明ですが、2〜3日振りに練習をすると暫くはまともにボールが当たらないことは事実です) 日にちが経てば段々と練習の成果を体が忘れていくのでしょう。 週2回以上練習場に通うことは、無理かも知れませんが、家の中や寝る前のストレッチングなら自分流の方法を決めて行えば、1週間か10日に1度の練習でも技術の上積みが出来ると思っています。 練習前後やラウンドの前後、途中でも簡単なストレッチングを常に続けることでゴルフの練習とラウンドが一層楽で、怪我の無い楽しいものになります。 私は15年の春までは良かったのですが、夏以降筋力が落ちたのか飛距離が以前ほど出なくなりました もっとユックリ、もっと大きく振れる様に、肩甲骨と太腿の関節のストレッチングを追加しました。 |
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