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波田 巌 氏の「生前の思い出」

                       第6期  
                          小松邑司


平成15年11月11日22時に「かおる会々長」藤原 薫 様より
かおる会関係者に下記のように有りました。
(かおる会ホームページ掲示板に掲載)

おる会6期「波田 巌」さんの訃報おしらせ。
・逝 去 :11月11日昼
・通 夜 :   13日(木)午後6時
・告別式 :   14日(金)午前10時
・斎 場 :千葉県木更津市請西(じょうざい)1−11−12
       「鹿島斎場」
・喪 主 :波田惇子 様(御令室)
(6月より入退院を繰り返して10月に再入院されていた由)
(取り敢えず、ご連絡いたします)
ご冥福をお祈り申し上げます。
               かおる会々長 藤原 薫

平成15年5月24日
恩師故武智馨先生を「語る会」
出席時の波田巌さんの写真

 6期波田氏の訃報を受けびっくりも致しました。
今になって見れば、本年5月の”故武智馨先生を「語る会」”に小生の(不祥事)足の骨折のため参加できず波田氏に出会う事が出来なかった事が残念でたまりません。
 波田氏は、九州出身で就職時は九州にしばらく自宅に近い所で有ったが、結婚以後は(山口県)新日鉄光工場で生産機械全般の管理を受け活躍され勤務も24時間体制で責任を持たれていました。
 お2人のお子さんの子育ても光市が長く家内まかせで大変である事も話されていました。
小生は広島の西に位置して居ましたこともあり光市にはそれほど遠い位置ではありませんし時折訪問をすることもありました。
小生の愚痴も聞いてもらったりの思い出もあります。
 6期の各氏はご存知でしょうが、波田氏は京都から通学が長く高校時代からの趣味が写真でしかも非常に几帳面な性格の持ち主で、ノート整理など彼独特の物でした。
ノートをお借りした時など驚きよい勉強になり助けられた物です。
 君津工場に赴任されてからは遠くなりました、が九州方面に出張の折広島に寄ってくれたりで彼の活躍されている様子が伺われた物です。
後半は吉川工業君津次長で出張されることが多くあったとも聞いております。
 また、波田氏は趣味は一貫して風景写真を取り続け良い作品を残しておられ祭壇にも代表作が飾られて居ましたがプロ顔負けの物でした。
特に娘さんが環境関係の仕事をされヨーロッパに滞在される事多く、波田氏もその関係でウイン、スイス、ドイツ、イタリアなど風景写真を偏向フイルターをお駆使しての撮影をされている技術と几帳面の性格が理解できるものです。
小生も多少興味があるものですから彼が生きていてくれるならば御触りたい所でその面 も含め残念でたまりません。
 また、世間は狭い物です、告別式に参列し、帰る時点で教え子が黒崎播磨鰍フ専務さんがおりますので、時間も取れるとの事で会うことが出来ることで、然然話の中で波田氏にお世話になったとのことが有るとも聞かされ、又改めて素晴らしく活躍された様を伺いました。
 お骨は彼の生地九州のお墓に納骨されるとの事です。
 それにしても、彼は毎年丁寧に健康診断は受けるし、余勢の計画設計は万全で自宅も建て替えるなど抜け目ないゆとりある物としていたなど敬服致す物である。
タバコを吸わない彼氏が肺がんに犯されるなんて想像できませんが、せめて最後は終始苦しむことなく他界した事はせめてもの安心致したところです。
以上お粗末な報告になりましたがお許し戴ければ幸いです。
 かおる会の皆様に於かれましては時節柄身体には充分ご留意されご活躍をお祈り致します。


平成15年12月2日にe-mail で頂いた文面を搭載させて頂きました。