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鋳物工場訪問 (ベトナムA)


第6期   谷口 啓治      

 皆さまへ

 新年つつがなく始動されておられることと存じます。
 昨日(1月16日)、福島工場長の諒解のもとに鋳物工場を見せて貰ってきました。
工務の人見さんが時間を割いて案内してくれ、随分久しぶりに工場内に入りましたがまさに感慨新たなり、と言った所でした。
プラスターのインペラー鋳造にPRCを導入したり、同機械加工を加えたり、なかなかの進歩?でした。(白石貞ヤンに会いましたが、良く憶えてくれていて元氣に作業をしていたのが嬉しかった、です。)
ベトナムとの線引きについて、「必ずしも決定してないが、個人的には全部移すのは どうか、とおもっている」、とのことでした。
機材をやっている以外は、ホイールも辞めていて、昔風の鋳物の面影は全くありませ ん。ホイール工場は東の方三分の一くらいが解体されてアイダ工業と市道を挟んだ東 側部分に南北に長い古鋳の新社屋の基礎が出来掛かっています。相当大きく、昔の金 型鋳物工場を少し幅狭にしたほどはありそうに見えました。
新鍛造機15000トンの建家は、現建家に接続して東へ延ばされるようで縄張りし てあり、旧分析、工作の建家は解体済み。
現鍛造は、6000トン機に加えて日光の1000トン機が来ていて 一寸暇そうな感じでしたが・・・?
ダイカスト事務所があった昔の型彫り工場が最も記憶を呼び起こしてくれるものでし たが、古びて荒んでいました。事務所あとのガランドウを覗いてあの頃の顔ぶれを思 い出した次第です。
 以上、乱文にて。
 寒くなります、御自愛下さい。

敬具 1月17日朝



本文は、谷口さんより2004年1月29日に受信されたe-mailを校正し搭載したものです。

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